心構え: 教材について
具体的なところには徐々に入って行くことにして、今は大まかなところからにします。
まず大きな戦略として、私は次の二点を重視しました。
- 自分に一番向いた教材を使う
- 教材にお金を惜しまない
これです。
前提として、受かるとは思ってませんでした。何せ、受けると決めて申し込んだのが9月上旬、勉強を始めたのは9月半ば、しかもテストは11月中旬なのに、10月下旬に一週間強の海外旅行が決まっていたのですから。到底無理だろうと思っていました。 実践模試と捉えて来年合格すればいいというスタンスでした。それがどこか余裕を持って試験を迎えられた理由かもしれないです。
とはいえどうせ受けるなら徹底的に受かることを考えてやろうと思いました。なので、「受からなきゃ」という思いはなかったし、受かるとも思っていませんでしたが、そうなればいいな、そうなるようにしよう、なら自分にあうやり方で緩くやろう、という感じです。
ということで、自分に向いた教材を使うのと教材に金を惜しまないという方針ができました。で、肝心の教材ですが、あまりたくさんは買いませんでした。以下のものと後はいくつかの模試です。
教材
前者はAmazonで、後者は直前だったこともあり、ヤフオクで安く手に入れました。なお、NEWTON TLTソフト はオンラインでの学習ツールです。
模試
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うかる! 行政書士 直前模試 2011年度版
伊藤塾
日本経済新聞出版社 2011-04-21
by G-Tools -
行政書士 40字記述式過去問+予想問題集〈’12年版〉
コンデックス情報研究所 織田 博子
成美堂出版 2012-02
by G-Tools
1.の「うかる! 行政書士 直前模試」等のタイプのものについては、どれを買ってもそれほどの違いはないと思います。もちろん個人個人でやりやすいやりにくいはあると思うので、書店で手にとって探されるのをお勧めします。重要なのは数をこなすことです。一度ではなく二度、二度ではなく三度、やるべきです。なので一冊ではなく複数冊買いましょう。
※ LECとかのサイトで販売されているものは結構高いので、本屋さんで売っているタイプのものをお勧めします。
それから2.の「行政書士 40字記述式過去問+予想問題集〈’12年版〉」は必ずやっておくといいです。というか記述式は実際にやってみないとダメです。解説を読んだりするだけでは力は付きません。やってみると全然書けないことがよく分かります。試験が近くなってきたら記述式をたくさんやることをお勧めします。点数配分も結構高いので。
以上、教材についてでした。
おっと、忘れてました。教材2.の NEWTON TLTソフト ですが、これはかなり好き嫌いが分かれると思いますので、ごく簡単に触れておきます。
NEWTON TLTソフトはパソコンの画面上で勉強していくソフトです。問題に対して穴埋めや選択式で答えて進んでいきます。
私がこのソフトを選んだのは、私自身が字を書くのが苦手ということと、なんでもネット上ですませてしまうように生活していたからです(これは、LECの 出る順行政書士 合格基本書 の勉強方法にも通じるのですが、それは後ほど書くことにします)。
ただ、そうですね、暗記とともにアウトプットをし続けていくという学習方法なので、NEWTON TLTソフト はいいんじゃないかと思います。特に時間のない中での勉強としては。フィードバックも常にあり、どこまで進んだかも分かりやすいです。
さて、ちょっと尻切れトンボですが、次回はちょっと回り道して「一般知識」のことを書きます。その後、次々回にNEWTON TLTソフトのことと出る順行政書士 合格基本書をどう勉強していったかについて書こうと思っています。
追記(2012/6/2)
教材だけでなく、ノートの取り方などについても書いておくべきでした。以下のエントリーに取り上げましたので興味のある方はご参照ください。