戦略その2: 多肢選択式には時間を割かない
前回の戦略その1: 一般知識で24点取る! ~行政書士試験点数配分から~では、分析その1を行い、一般知識にある程度の力を割くべきだと書きました。今回は続けて、分析その2として、法令等についての時間配分を考えてみたいと思います。
まず、前回のエントリで紹介した表を再度ご確認ください。
- 5肢択一式が40問で160点、つまり一問4点
- 多肢選択式が3問で24点、つまり一問8点、
- 記述式が3問で60点、つまり一問20点
となっています。
バランスから考えても、多肢選択式に労力を割くのは割に合わないと考えられます。一般知識24点を取れば残りは156点であり、5肢択一式と記述式の計220点でカバーしようと考えてもそれほど無茶ではないからです。また、多肢選択式は力が付いてくれば自然とできるタイプの問題です。模試などで少し慣れておくくらいでいいでしょう。
なので次の優先順位で勉強を進めればいいでしょう。
- 5肢択一式
- 記述式
- 多肢選択式
このように考え、大まかにですが、当ブログでは大前提となる戦略として
戦略その1: 一般知識で24点取るための勉強をする
戦略その2: 多肢選択式には時間を割かない
をお勧めします。
この二つを念頭に置くだけで、限られた時間をどこに集中投下すべきかの大まかな指標ができ、様々な場面で効率的な判断ができると思います。
次回は、戦略その3としてどの法律分野に集中していくべきかを見ていきます。