法律知識ゼロから一ヶ月半で行政書士試験に合格した行政書士のブログ

法律知識ゼロから一月半で受かった経験を元に、戦略や戦術、勉強方法や教材の情報を提供します。http://home.usaneco.net/

戦略その2: 多肢選択式には時間を割かない

前回の戦略その1: 一般知識で24点取る! ~行政書士試験点数配分から~では、分析その1を行い、一般知識にある程度の力を割くべきだと書きました。今回は続けて、分析その2として、法令等についての時間配分を考えてみたいと思います。

 

まず、前回のエントリで紹介した表を再度ご確認ください。

  1. 5肢択一式が40問で160点、つまり一問4点
  2. 多肢選択式が3問で24点、つまり一問8点、
  3. 記述式が3問で60点、つまり一問20点

となっています。

バランスから考えても、多肢選択式に労力を割くのは割に合わないと考えられます。一般知識24点を取れば残りは156点であり、5肢択一式と記述式の計220点でカバーしようと考えてもそれほど無茶ではないからです。また、多肢選択式は力が付いてくれば自然とできるタイプの問題です。模試などで少し慣れておくくらいでいいでしょう。

 

なので次の優先順位で勉強を進めればいいでしょう。

  1. 5肢択一式
  2. 記述式
  3. 多肢選択式

 

このように考え、大まかにですが、当ブログでは大前提となる戦略として

戦略その1: 一般知識で24点取るための勉強をする

戦略その2: 多肢選択式には時間を割かない

をお勧めします。

この二つを念頭に置くだけで、限られた時間をどこに集中投下すべきかの大まかな指標ができ、様々な場面で効率的な判断ができると思います。

 

次回は、戦略その3としてどの法律分野に集中していくべきかを見ていきます。